21世紀に求められる検査方法を提案し、医師の診断のお手伝いをとおし、社会貢献を目指します。
大切な赤ちゃんを守るために胆道閉鎖症の検査をおすすめします。早期発見、早期治療が最も大切です。
胆道閉鎖症は、1万出生に1人の頻度で見られ、全国登録でもわが国では毎年約100人の本症患児が生まれていることが分かっています。通常は生後早期に発見し、2ヶ月以内に葛西手術(肛門部肝腸吻合手術)を行わなければ予後不良になることが多く、2ヶ月以降の手術ではたとえ胆汁が流出しても、すでに肝硬変に移行しており、多くが肝移植に至ることになります。生後2ヶ月以内に適切な手術と管理がなされれば、その予後はかなり期待できると認識されるようになっています。しかし、現実には早期発見ができず、見逃しが多い状況にあります。そのため、最近では保護者からのクレームも多くなっているようです。
生まれて3ヶ月以内に手術をしなければならないのにもかかわらず、3ヶ月以降の発見が24%も!(胆道閉鎖症の子供を守る会の調査より)
尿による胆道閉鎖症の新たな早期発見方法です。(採血不要)